テストというのは学力を測る上で便利な道具である一方、どうしても学力を限定的に捉えてしまう欠点もついて回ります。
塾によっては、テストの結果を張り出したり、その結果によってクラスや席順を変えたりするなど、子どもの学力はテストによって促進されると考えているところもあります。
GLICCでは今のところ、受講生に同じテストを受けさせることは行っていません。他人との比較で自分の相対的な位置を知ることは意味がないと考えているからです。また、多面的な能力を、ペーパーテストが測定できる面だけで捉えることにも抵抗があります。
その一方で、学習マネジメントツールとして使っている「Canvas」には課題の提出や出席などを評価として蓄積する機能がついていますから、徐々にFormative Assessment(形成的評価)によって、子どもたちの「成長」を評価したいと考えています。
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