2021年の最後に今年のRAFIQ 5大ニュースを送ります。
入国が制限されていますので、空港から入管に収容される新規入国者からの問い合わせはありませせんでした。しかし、参与員による審尋抜きに難民不認定となり、在留資格の更新ができなくなっている人からの問い合わせが増えています。就労不可となり生活面での相談も増えています。
コロナの収束とともに難民問題の明るい未来を目指せるように、来年もご支援をよろしくお願いいたします。
①11月アフリカ難民が難民認定!
この号の記事で詳細をお伝えしています。
②12月でRAFIQの難民関係裁判が4件に!
2020年は2件の裁判を行っていましたが、1件は敗訴が確定しました。難民不認定が続き12月に新たに「難民不認定取消請求訴訟」を提起しました。
③5月「入管法改正案」が廃案に!
2月に閣議決定された入管法改正案は、問題が多く国内外からの強い反対を受け廃案となりました。RAFIQも大阪入管前のデモ等に取り組みました。
④8月アフガニスタンをタリバンが掌握
RAFIQは2002年からアフガニスタン難民を支援しており、今回も国内外からの問い合わせに対応しました。日本政府はアフガニスタン難民の支援方針をいまだにはっきりさせていません。韓国では同国の事業に協力した390人を救出し「特別功労者」として在留資格を与え、EUでは12月に4万人の受け入れを表明しました。
⑤2月にビルマ(ミャンマー)、10月にスーダンでクーデター!
RAFIQはビルマ出身者もスーダン出身者も支援してきました。これらの国の難民についても日本政府が保護の内容を明確にしていません。
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