20周年を迎えたRAFIQでは、これまでの皆さまのご支援に感謝し、近年、難民の迫害理由として増加傾向にあるLGBTIQ+※をテーマにした20周年記念シンポジウム(参加無料、要予約)を11月27日に開催します。
RAFIQではこれまで複数のLGBTIQ+難民を支援してきました。2名については現在、「難民不認定取消訴訟」の支援をしています。シンポジウムでは、LGBTIQ+の難民支援の困難さと、難民認定されてからも日本で安心して過ごせる環境について考えます。会場の「エル・おおさか」か、オンラインのいずれかで参加できます。難民問題やLGBTIQ+に関心のある方、これから学びたい方も奮ってご参加ください。
※LGBTIQ+:レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、インターセックス(性分化疾患)、クィア(性について特定の枠に属さない人、わからない人)
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)では、LGBTIQ+の人々が日常的に差別や迫害に直面し、国によっては同性間の関係が犯罪とされることなどから、難民条約上の迫害理由となる「特定の社会的集団の構成員」であると認め、他の事情を持つ難民や庇護希望者と同様に保護に取り組んでいます。
RAFIQ20周年記念シンポジウム「LGBTIQ+難民の人権を考える」~担当弁護士に聞く難民の人権~ 日時:11月27日(日) 15:10~16:30
登壇者:三輪晃義弁護士(日本弁護士連合会 LGBTの権利に関するPT、大阪弁護士会 性的指向と性自認に関するPT、LGBT支援法律家ネットワークに所属)
川崎真陽弁護士(大阪弁護士会 選択議定書批准推進協議会副座長、大阪弁護士会 法廷内の手錠・腰縄問題PT座長、日本弁護士連合会 個人通報等実現委員会副委員長、LGBTIQ+難民事件を担当)
中村ちとせ弁護士(大阪弁護士会 人権擁護委員会[国際人権部会]所属、全国難民弁護団連絡会議会員、外国人ローヤリングネットワーク[LNF]会員、LGBTIQ+難民事件を担当)
司会:上林惠理子弁護士(RAFIQ共同体表、全国難民弁護団連絡会議会員、LGBTIQ+の難民認定実績があり、現在も別のLGBTIQ+難民を担当)
参加費:無料
場所と予約:(申し込みサイト「こくちーず」で要予約、11月25日締め切り)
(1)エル・おおさか(大阪市中央区北浜東3-14)視聴覚室での参加予約 https://kokc.jp/e/8dc0d5d8cacd...
(2)オンラインでの参加予約 https://kokc.jp/e/c50ea3e8e8be...
主催・お問い合わせ:RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)rafiqtomodati@yahoo.co.jp
|